ベンの列車の旅 本文へジャンプ


 釜石線:花巻駅〜釜石駅

 SL銀河が運行されています釜石線に乗車し釜石市内を訪問しました。
 各駅には、【銀河鉄道の夜】の愛称が付けられています。
 釜石線の歴史は古く、仙人峠を境にして花巻側が1913年(大正2年)岩手軽便鉄道(民鉄)が一部開通、釜石側が1880年(明治17年)釜石鉱山馬車鉄道(民鉄)が一部開業し、両社とも国有化後に仙人峠を接続し1950年(昭和25年)に全通しました。
 この未開通の期間は、貨物は索道(ロープウェイ)、人は徒歩で接続していました。
 全通時期は戦後であり、仙人峠の工事が技術、経費に困難さが伺えます。
 これを物語るのが、地図を見てもらえれば良くわかります。
 上有住駅と陸中大橋駅間は、Ωループ状のトンネルになっています。
 両線とも近くまで来ていても、高低差300mを接続することが出来なかったのです。
 戦前の技術力では、スイッチバックを多用しても困難だったでしょう。
 釜石駅⇒花巻駅の帰路で、両駅間で左手眼下に線路が見えます。

花巻駅釜石線(2014.9.2)




























花巻方面


山田線(運休中)、三陸鉄道盛方面


三陸鉄道南リアス線


三陸鉄道ホーム






JR改札口


三陸鉄道改札口


地下道は共通です


左:JR、右:三陸鉄道




駅前




NTT釜石ビル:無線ビルは小佐野駅方面にあります


津波の高さ


NTTビル裏側:イオンビルより撮影


復興実施中


 大震災から三年が経ちました。
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