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 中央本線(西線):恵那駅、土岐市駅、勝川駅  東海交通事業:勝川駅
 東海道本線、東海交通事業:枇杷島駅

 中央本線勝川駅(JR東海)で下車し、全国唯一であるJR東海100%子会社である【東海交通事業:TKJ】の路線に乗車しました。
  東海交通事業:城北線
 この路線は、国鉄時代に計画した貨物用路線【瀬戸線】の一部です。
 瀬戸線は、同じように計画された岡多線と組み合わせて、名古屋駅を通過せずに東海道本線(東京、大阪方面)、中央本線(長野、東京方面)を接続する名古屋環状路線でしたが、その後のモータリゼーションにより貨物輸送が激減し不要となってしまった路線です。
 岡多線は、高蔵寺〜岡崎間を第三セクター化し【愛知環状鉄道】として運行されています。
  列車の旅:愛知環状鉄道
 一方、完成した勝川駅〜枇杷島駅間の高架路盤はJR東海が引き継ぎましたが、約50年間建設費用の負担を行ため、100%子会社である東海交通事業会社が運営しています。
 線路も通常の高さの高架ではなく、高速道路と同じ高さでつくられています。
 JRとの料金比較は、TKJ勝川〜枇杷島間430円:16分、JR勝川〜名古屋〜枇杷島間320円:28分となっていますが、昼間帯は3名程度しか乗車していませんでした。
 1両編成、非電化列車が名古屋市内を走行しています。
 JR勝川駅には引き込み用ホームが完成していますが、残念ながら接続されていません。
 徒歩7分および高架であるTKJ勝川駅に乗り換えると、結果的には名古屋経由でも同じ時間になると思われます。

中央本線:恵那駅(2013.8.20)



中央本線:土岐市駅


中央本線:勝川駅


東海交通事業:勝川駅




時刻表


東海交通事業:勝川駅から中央本線勝川駅(左ビル隣)


枇杷島方面


TKJ列車


枇杷島駅


枇杷島駅:TKJ:JR側ホームから撮影