ベンの列車の旅 本文へジャンプ

 常磐線:湯本駅

 誕生月である令和元年8月31日に生まれ故郷の福島県いわき市常磐湯本町を訪ねてみました。この地は映画【フラガール】のモデルで常磐炭鉱閉山間際の職場喪失、新規事業のハワイアンセンター立ち上げ等住民同士の葛藤、フラガール素人集団から成功へと描いた映画です。私の両親も炭鉱で働いていましたが、先行して東京に移住した母方の親戚を頼り東京に引っ越しました。列車の旅でも記載しましたが、この地に留まっていればハワイアンセンターで切符のもぎりをしていたでしょう。誕生地は常磐線と山側に挟まれている地区のため大きな変化はありませんでした。それでも常磐線の線路に耳を付けSL列車の近接音を聞いたり、釣り竿購入の5円玉を無くした川等を思い出しました。

常磐線:湯本駅(2019.8.31)






駅前モニュメント






 
写真は湯本町第二小学校で小学校二年度末まで通いました。当時の校舎は木造で一番奥にあり現在見える校舎はその後建てられたものです。当然グランドは砂利敷でしたがこのグランドに昭和29331日、常磐市発足セレモニーの一環でヘリコプターが飛来するので両親、近隣の方々と見学に来て濛々と上がる砂煙を記憶しています。小学校二学年を終了しいよいよ東京に引っ越す時がきました。初めて乗るタクシーそしてSL列車で揺られ千住のお化け煙突を見ながら上野駅に到着しました。久しぶりに見る故郷は良いものです。皆さんいかがでしょうか。

湯本第二小学校




小学校校門前からの近隣写真