ベンの列車の旅 本文へジャンプ

3.線路のレール幅

 線路のレール幅は、特殊な場合を除いて標準軌道(1,435mm)と狭軌軌道(1,067mm)があります。
 標準軌道の代表は新幹線、その他に関東の私鉄(京成、京急など)と関西圏の私鉄等です。
 狭軌軌道は、JRと関東圏の私鉄等です。
 日本に鉄道を導入した時に狭軌を採用したのは、国土の海岸線を走るためや経済的にも安価な狭軌としたようです。
 関東圏の私鉄に狭軌が多いのは、旧国鉄との貨物輸送接続のためです。
 たしかに関東圏の私鉄は、JRの路線と違う場所を走っており競合していません。(京急の一部区間除く)
 ある意味では、棲み分けが出来ていると言えます。
 逆に関西圏は、JRと平行に私鉄路線があり常に時間を争っています。
 大阪〜京都間(阪急、京阪)、京都〜奈良間(近鉄)、大阪〜奈良間(近鉄)、大阪〜神戸間(阪神、阪急)と単独路線がほとんどで、接続しているのは大阪市営、京都市営等の地下鉄で利便性を向上させています。
 関西圏の私鉄路線図を以下のページでご覧下さい。
  スルッとKANSAIエリアマップ
 現在は、狭軌軌道〜標準軌道間の乗り入れは出来ませんが、長崎新幹線に導入するため研究開発中です。
 下記の写真は、刈和野〜大曲間の標準軌道、狭軌軌道、三条軌道の写真です。
 神宮寺駅の説明も見て下さい。
  神宮寺駅構内説明

左側が秋田新幹線用、右側が奥羽本線用(2012.11.11)


左側が秋田新幹線用、右側が三条軌道で共用線路